何かあると先ずは胃にくる

本を読む、人形を愛でる、本を読む

コンクリートの夏の扉

中途半端で曖昧な記憶で申し訳ないが。


コンクリは10年で劣化する。だから建て直せる家を設計する。


みたいな事を、細部に自信がないけど好きな作家さんが言っていた。

作家っていうか本職研究者で、作家として文章を書いてるけど、私はその作家さんの漫画の方が好きだった。

んで、その作家さんはコミケ的なイベントの主催もやってた、その筋の人の中では有名な人なんだと、前の職場でお世話になっていた営業さんに聞いた。


その営業さんが、本屋のフェア台に乗っていた早川書房の『夏の扉』を手に取り、「見ると読み返したくなって買おうかと思うんですけどね、家のどこかにあるって分かってるから戻しちゃう」と言う。

「猫って活躍します?」と猫好きの私がたずねると、

「ピート出るけど最後の方ですよ。猫、最後しか活躍しないやんってくらい少し。



何の話かというと、テレビ番組でやっていたマンション偽装問題からの連想ゲーム的に思い出した夏の扉を読んでみようかなって思っただけの話。


夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

出だし何ページか読んで掴みはオッケーって思ったくせに買わなかったんだよな。