何かあると先ずは胃にくる

本を読む、人形を愛でる、本を読む

いつの間にか叶っていた

岩波書店に対して、密かに求めていたことがあります。
岩波書店に対して密かにずっと、「ノートルダム・ド・パリ」の復刊を求めていました。
ディズニーアニメーションの「ノートルダムの鐘」を見たときから、映画「レ・ミゼラブル」でユゴーが再び注目されたときも、「岩波書店ンンンンンンン!!!」・・・と。

ご存知かもしれませんが、岩波書店の重版未定・絶版・復刊の流れが他の出版社と異なって、「絶版からの復刊を信ずるものは救われる(0に近い数字でも、他の出版社よりは高い)」という特徴があります(見極めは必要ですが)。

ちなみに一般的な出版社の言う「重版未定」は「重版未定≒絶版」と考えても差し支えが無いくらいの可能性です。
本屋さんがもし「絶版ではないので重版が無いとは言い切れませんが・・・」のような説明をしたときは、「出版社が絶版とは言っていないです」という見方を変えた説明です。絶版とは言っていないので、「重版は無いです」とは言えないのです。

しかしまさか、新刊という形での復活とはいえ、復刊が叶うとは!
金額的にはkindleグーテンベルク21版の方が圧倒的にお安いのですが、せっかく待ち望んでいた岩波文庫版なので、そちらの上下巻が揃ってからレジに持って行くことにしましょう。